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 仏教 用語辞典

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行


あ行




【阿吽(あうん)】

阿は梵語の悉曇(しったん)の字母表で最初の韻、吽が最後の韻である為に、阿はものの始まり、吽は終わりを示し、密教では万物の根源と象徴され、とくに阿字には仏法のすべてが含まれるとして『阿字観(あじかん)』という瞑想法がある。
お寺の山門にある仁王像は、一体が口を開く阿形(あぎょう)像、一体は口を閉じた阿形(あぎょう)像の一対で阿吽を表している。
「阿吽の呼吸」とは、2人以上で1つの事をするときに、気持ちの一致する心の通じ合った関係ということ。




【引導(いんどう)】

葬儀の際に、故人が迷わずに浄土に行けるように導く、僧侶が誦する経文や法語。
また法語などを授ける作法のことをいう。




【エンディングノート(死のメッセージ)】

エンディングノートとは、人生の終りを迎えるにあたり、家族への伝言やご自身のご希望を伝えるために、自分で書き込むノートのことです。
法的な強制力を持つ畏まった遺言書よりも、自分の生きた証や死んだ後のお願い事を、残された家族へ負担にならないように託した遺言ノートです。
書く内容は、遺言や感謝の言葉、自分の歴史や思い出や趣味のこと、友人や知人リスト、残された遺族の為に不動産や住居、預貯金や株式や生命保険について、はたまた葬儀葬式の希望、埋葬や供養についてなど自由に書き込みます。



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か行




【開眼供養(かいげんくよう)】

お仏壇のご本尊や仏像、お位牌などにお魂をこめる法要。これにより故人の霊魂がお位牌に宿る。
「お魂入れ」「お性根入れ(しょうねいれ)」「お正念入れ(しょうねんいれ)」などとも言われる。



【戒律(かいりつ)・戒(かい)】

戒律とは、仏教修行において守らなければならない、道徳規範や規則の事です。
最も基本となるものとして十戒があります。



【餓鬼道(がきどう)】


六道のひとつである餓鬼道とは、餓鬼界(がきかい)ともいい、地獄道・餓鬼道・畜生道の三悪道のひとつです。
欲望が極端に叶えられない世界です。
食べ物を口に入れようとすると火となってしまい、水が飲みたくても与えられない、喉が渇いて死にたくても死なないという世界です。




【逆修(ぎゃくしゅ)】


自分より先に亡くなった年長者に対して冥福を祈る法要を追善供養というのに対し、生きている間に自分の死後に対してまたは自分より若くして亡くなった者(子や孫など)に対して冥福を祈る法要を逆修(ぎゃくしゅ、逆修善・逆修法会)と称される。
なお、生きている間に建墓し、その墓石に自らの名前または戒名を朱書きすることを「逆修の朱(ぎゃくしゅのしゅ)」という。



【経・経典(きょう・きょうてん)】

お釈迦さまの教えを書き記したものがお経(経典)です。
お釈迦さまが入滅してから約三百年後、それまで口伝されてきた教えがはじめて文字に表現されるようになりました。
その後、弟子たちによりお経の編集会議を繰り返し、今日に至るまで、一千年以上の長い年月のなかで成立してきました。



【享年(きょうねん)】

享年とは、何年生きたかという意味。本来は数え年。
最近では、享年を数え年ではなく満年齢で表すことも多くなりつつある。




【行年(ぎょうねん)】

行年とは、何歳まで生きたかという意味。本来は数え年。



【供養(くよう)】

仏や死者の霊に、御花・御香・燈明や飲食物などを供え慰めること。




【五戒(ごかい)】

五戒とは、在家仏教徒が守るべき五つの戒のことです。
生き物を殺してはいけない、不殺生(ふせっしょう) 。
他人のものを盗んではいけない、不偸盗(ふちゅうとう)。
自分の恋人や配偶者以外と交わってはいけない、不邪淫(ふじゃいん)。
嘘をついてはいけない、不妄語(ふもうご)。
酒を飲んではいけない、不飲酒(ふおんじゅ)。
の五つです。



【告別式(こくべつしき)】

葬儀が終わり引導が渡された後の、弔辞や遺族による焼香、一般の会葬者の焼香や弔電披露などお別れの式が、告別の式となります。
本来、葬儀と告別式は違うものですが、今では葬儀告別式として、同時に続けて行うことがほとんどです。


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さ行




【三途(さんず)】

死者が行くべき三つの途(みち)のことで、「地獄道」「畜生道」「餓鬼道」があります。
地獄道は火に焼かれる「火途」、畜生道は刀剣で虐められる「刀途」、餓鬼道は互いに食い合う「血途」と呼ばれます。




【三途の川(さんずのかわ)】

三途の川は、此岸(この世)と彼岸(あの世)を分ける境目にあるとされる川で、死後7日目に渡るとされています。
生前の善悪の行いによって、渡るところが異なるとされています。



【地獄道(じごくどう)】

六道のひとつである地獄道とは、地獄界(じごくかい)ともいい、地獄道・餓鬼道・畜生道の三悪道のひとつです。
生前に悪事をなした人が行く世界です。
痛みつけられる苦しみの連続で、死に損なっては生き返らされるという世界です。



【十戒(じっかい)】

十戒とは、仏教で正式な出家者になる前の者が守るべきとされる10ヶ条の戒律をいいます。
五戒に別の5つを加えたものです。
生き物を殺してはいけない、不殺生(ふせっしょう) 。
他人のものを盗んではいけない、不偸盗(ふちゅうとう)。
自分の恋人や配偶者以外と交わってはいけない、不邪淫(ふじゃいん)。
嘘をついてはいけない、不妄語(ふもうご)。
酒を飲んではいけない、不飲酒(ふおんじゅ)。
身体に装飾品や香水などつけてはいけない、不塗飾香鬘(ふずじきこうまん)。
音楽や舞踏、映画など演芸の類を鑑賞してはいけない、不歌舞観聴(ふかぶかんちょう)。
高く広い椅子・寝台で休んではいけない、不坐高広大牀(ふざこうこうだいしょう)。
正午から翌日の日の出まで、一切の固形物を食してはいけない、不非時食(ふひじじき)。
金銀財宝、金銭に触れ、蓄えてはいけない、不蓄金銀宝(ふちくこんごんほう)。
の十です。



【死化粧(しにげしょう)】

人が亡くなり、全身を綺麗に拭き清める湯灌をした後に、故人の姿を美しくしてあげる死化粧を施します。
男性は、髭を剃り、髪を整え、女性は、髪を整え、薄化粧をします。
そして、ご遺体に、僧や尼の姿をさせる死装束(しにしょうぞく)を着せて安置します。



【終活(しゅうかつ)】

終活とは、終焉活動のことで、人生の終わりに向けて準備を進める活動のことです。
葬儀のことやお墓のことについて生前のうちに自分自身で準備したり、エンディングノートなどに自分の希望等を書き記しておきます。
終活によって、生きるということや死ぬということを見つめなおす人も多くなっています。



【十三宗五十六派】

「十三宗」とは、古いものから並べると、
奈良時代に中国から伝わってきた「南都六宗(華厳宗・法相宗・律宗・具舎宗・三論宗・成実宗)」の中から現存する華厳宗、法相宗、律宗。
平安時代に最澄によって開かれた天台宗、
空海によって開かれた真言宗、
平安末期から鎌倉時代には、良忍による融通念仏宗、
法然による浄土宗、
親鸞による浄土真宗、
一遍による時宗、
栄西による臨済宗、
道元による曹洞宗、
日蓮による日蓮宗、
そして江戸時代のはじめに中国の僧侶の隠元によって伝えられた黄檗宗が「十三宗」です。
また、それぞれの「宗」の中に分派による「派」が存在します。
但し、華厳宗、融通念仏宗、曹洞宗は、分派を持ちません。



【数珠(じゅず)】

数珠は念珠(ねんじゅ)とも呪珠(ずず)ともいいます。
仏への礼拝や祈願に際して真言、念仏、題目などを唱えた数を数えるための法具です。
数珠の珠は、本来108個が基本です。108つの煩悩を表し、あらゆる悟りと悩みを同時に持つ、煩悩即菩提の世界を表しています。



【修羅道(しゅらどう)】

六道のひとつである修羅道とは、阿修羅道(あしゅらどう)、阿修羅界(あしゅらかい)ともいい、天道・人間道・修羅道の三善道のひとつです。
争いばかりに明け暮れる心の世界です。



【小乗(しょうじょう)】

限られた出家者だけの小さな乗物の意味。
大乗の対語。



【祥月命日(しょうつきめいにち)】

祥月命日とは、亡くなった月日のことです。
毎年毎年、祥月命日はあるのですが、一般的に一周忌や三回忌などの年回忌以外の亡くなった日のことを指します。
例えば、お亡くなりになって1年目の初めての命日が一周忌、2年目の命日が三回忌、次の年回忌法要は6年目の七回忌なので、三回忌から七回忌までの、3年目、4年目、5年目の命日が祥月命日ということです。年忌法要は七回忌や十三回忌のように、「三」と「七」のつく年の祥月命日に行われますが、その法事の合間の月命日を祥月命日というのです。



【成道会(じょうどうえ)】(12月8日)

お釈迦さまが悟りを開かれた日です。
日本では、臘月(12月)の8日に成道したとされることから臘八会(ろうはちえ)ともいいます。
お釈迦さまが、ブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開き、仏陀(ブッダ)と成られた日です。



【除夜(じょや)】(12月31日)

旧年を取り除く夜という意味で、大晦日の夜のことをいいます。
1年を反省し、新しい年の幸福を祈ります。



【師走(しわす)】

12月といえば師走(しわす)と呼ばれていますが、これは一説によると、師(僧侶)が仏事で走り回るほど忙しい月だという意味です。
今年最後の供養として12月にお坊さんに読経をお願いする家が多くなるようです。
そして、お仏壇をキレイに掃除して、新たな年を迎えることとなります。



【呪珠(ずず)】

呪珠は数珠(じゅず)とも念珠(ねんじゅ)ともいいます。
仏への礼拝や祈願に際して真言、念仏、題目などを唱えた数を数えるための法具です。
呪珠の珠は、本来108個が基本です。108つの煩悩を表し、あらゆる悟りと悩みを同時に持つ、煩悩即菩提の世界を表しています。



【節分(せつぶん)】(2月3日)

年の節目に当る立春の前日に、「鬼は外、福は内」と唱え、一年間の無事を祈る行事です。
しかし、お寺では「福は内、鬼も内」と唱え、全国から追い払われた 鬼を救い、仏門に帰依させます。



【葬儀(そうぎ)】

宗教者である導師によって行われる儀式です。
死者に戒律を授け、煩悩と苦痛の此の世から、寂静安楽の世界に導き祈る引導の儀式です。


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た行




【大乗 (だいじょう)】

あらゆる人々の救いをめざす大きな乗り物の意味。
小乗の対語。



【畜生道(ちくしょうどう)】

六道のひとつである畜生道とは、畜生界(ちくしょうかい)ともいい、地獄道・餓鬼道・畜生道の三悪道のひとつです。
本能ばかりで生きている心の乏しい生物関係の世界です。
牛馬のように人にこき使われたりする世界です。



【中陰(ちゅういん)】

仏教では、お亡くなりになられてから四十九日の間を中陰とか中有(ちゅうう)といいます。
死者が生と死・陰と陽の狭間に居られ、まだ成仏出来ないで彷徨っている状態です。
四十九日の間の一週間毎に、生前の行為により、地獄に堕ちるのか、極楽の世界に行けるのかが決められていきます。
この間は、白木のお位牌(仮位牌)をはじめ祭壇、お線香立て、おローソク立て、お花立て等、色のついていないもので飾ります。
これを後飾り(あとかざり)や中陰飾り(ちゅういんかざり)などと呼びます。




【中陰期間中(ちゅういんきかんちゅう)】

中陰の期間中は、後飾り壇(中陰檀)をしつらえて、その上に白木のお位牌を安置致します。
この期間、仏壇は開けたまま白い打敷を掛けたり、真言宗等は仏壇を閉めきったりします。
お灯明とお線香は、たやさず点けておくものですが、その都度付けたり消したりしてもかまいません。
最近では、電気で点くものが代用されたりします。
また、花も絶やさないようにしますが、できれば地味な色のものが好ましいでしょう。
そして、祝い事や、おめでたい席への出席はなるべく慎むように致します。



【中日(ちゅうにち)】

中日とは、お彼岸期間中の真ん中の日(なかび)のことです。
3月は春分の日が中日、9月は秋分の日がお彼岸の中日となります。




【追善法要(ついぜんほうよう)】

追善法要とは、亡くなったものに対し、その者の冥福を祈って行われる法要または読経のことをいい、追福・追薦ともいう。特に亡くなった者の命日に法事を営んで供養することを追善供養と称される。



【寺(てら)】

寺(寺院)とは、お釈迦さまの教えを学ぶためや広めるための場所です。
もともとはインドで、お釈迦さまを迎えるために建てられた「竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)」や「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」がはじまりとされています。
そこでお釈迦さまは、大勢の弟子たちと一緒に修行されていたようです。




【天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)】

お釈迦様は西暦紀元前566年の四月八日、現在のネパールのルンビーニで生まれました。
誕生と同時に自らの足で立ち上がり、東西南北の四方に七歩歩み、右手で天を指し、左手で地を指して、「天上天下・唯我独尊・三界皆苦・我当安之」(てんじょうてんげ・ゆいがどくそん・さんがいかいく・がとうあんし)と唱えたといわれています。
これは、「私は、この世界の苦しむ衆生すべての者たちに、真の安らぎを与える為に生まれてきた。尊いのである。」という意味です。



天道(てんどう)】

六道のひとつである天道とは、天上界(てんじょうかい)ともいいます。
六道の最上位です。
また、天道・人間道・修羅道の三善道のひとつです。
寿命も長く、物質的にも精神的にも非常に恵まれた世界です。


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な行




【南無(なむ)】

「南無」とは梵語のナマス(namas)からきており、「すべてをすててあなたに従います。」や「おすがりします。」という敬意、尊敬、崇敬をあらわす感嘆詞。
南無釈迦牟尼仏(天台宗・臨済宗・曹洞宗・黄檗宗)
南無大師遍照金剛(真言宗)
南無阿弥陀仏(融通念仏宗・浄土宗・浄土真宗・時宗)

南無妙法蓮華経(日蓮宗)など。



【南都六宗(なんとろくしゅう】

奈良時代に栄た宗派を南都六宗(なんとろくしゅう)といいます。
これは、平城京である奈良に出来た、華厳宗・法相(唯識)宗・律宗・具舎宗・三論宗・成実宗の六つの宗派です。
日本に仏教が伝わってきたのが538年(日本書紀では552年、元興寺縁起などでは538年とされる)ですが、この六宗が中国から伝えられて、初めて宗派が生まれました。

飛鳥時代、日本に仏教を広めた日本仏教の開祖である聖徳太子(574〜622)の没後、まもなく三論宗が伝わり、次いで法相宗が伝わりました。
この両宗に付随して成実宗・倶舎宗が伝えられましたが、二宗は三論・法相の両教学を学ぶための補助的な学問宗派にすぎませんでした。
奈良時代になって華厳宗と律宗が伝えられました。
現在でも華厳宗、法相宗、律宗の三宗の寺院は奈良に在ります。



【人間道(にんげんどう)】

六道のひとつである人間道とは、人間界(にんげんかい)ともいい、天道・人間道・修羅道の三善道のひとつです。人間が住む世界です。




【涅槃(ねはん)】

涅槃とは、火が吹き消された静寂な状態のことであり、お釈迦様が全ての煩悩の火を消して、悟りの境地に達したことをいいます。



【涅槃会(ねはんえ)】(2月15日)

お釈迦さまが亡くなった日です。
各地で伝道の日々を送られてきたお釈迦さまも、最後の説法の地と決めたクシナガラの沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で、頭を北に右脇をしたにして横たわりました。
その時、花の季節でもないのに突然花が咲き、満開の花が散華(さんげとなって)舞い散り、お釈迦さまのからだを埋め尽くしました。
また、天上界から舞い降りた、仏の賛美の声が響き渡り、この世のあらゆる動物たちが悲しみました。
やがて日が落ち、時が来て、お釈迦さまは80年の生涯を静かに終えられました。
この釈尊入滅のようすは、『涅槃図』や『涅槃像』として、多くの仏教美術作品に残されています。



【念珠(ねんじゅ)】

念珠は数珠(じゅず)とも呪珠(ずず)ともいいます。
仏への礼拝や祈願に際して真言、念仏、題目などを唱えた数を数えるための法具です。
念珠の珠は、本来108個が基本です。108つの煩悩を表し、あらゆる悟りと悩みを同時に持つ、煩悩即菩提の世界を表しています。


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は行




【初詣(はつもうで)】(1月1日〜)

新年に初めて寺社へお参りすることです。お寺では、新しく迎えた年を祝う法要が行われます。



【花まつり】(4月8日)

お釈迦さまが生まれた日です。
降誕会(ごうたんえ)、
灌仏会(かんぶつえ)、
仏生会(ぶっしょうえ)、
龍華会(りゅうげえ)、
浴仏会(よくぶつえ)などともいいます。
お花で飾った誕生仏に甘茶をかけて誕生日を祝います。
これは、お釈迦さまは、生まれるとすぐに立ち上がり、7歩あゆんで、右手を天に、左手を地に指して「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)」と宣言され、天の神々は花を散らし、八大竜王は甘露の雨を降らせて祝福したと、記されたところからきています。



【彼岸(ひがん)】

春分の日(3月)または、秋分の日(9月)は、昼と夜の長さが同じになります。
そのため、あの世と現世とが一番近づく、神秘的な日とされ、ご先祖様をお祀りし、感謝をします。
3月の春分の日を中日とした前後三日間の一週間、
9月の秋分の日を中日とした前後三日間の一週間が、
それぞれの彼岸期間となります。
その一週間の始めの日を『彼岸の入り』、
その一週間の終りの日を『彼岸明け』といいます。



【布施(ふせ)】

慈悲の心を持って、相手に感謝し、その人のために、自分に出来ることなら何でもしようという心こそが、「布施」の心です。
そして、すべての世のために他人に尽くせ、という行為が「布施」なのです。
本来「布施」というのは、僧侶がお経をあげた事に対する報酬ではありません。
感謝の心と仏に捧げる心です。
したがって、「布施」は自ら願って捧げることであって、惜しみながら出すことや見返りを求めることを諌めています。




【仏教(ぶっきょう)】

仏教とは字の如く、仏(ほとけ)の教えということです。
仏とはお釈迦さまのことで、仏陀(ブッダ)、世尊(せそん)などとも呼ばれます。
仏教の目標は、仏に成ること(上求菩提)と、人々の幸せのために法を伝えること(下化衆生)です。
お釈迦さまは、この目標を達成するためには、今の世の現実を的確に把握することが重要であると、「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」を説きました。
ものごとすべては原因があって結果があるという縁起の教えです。
つまり仏教の基本は、慈悲の心で、人は他人のために生きているということです。
他人を幸せにすることが、そのまま自分の幸せにつながっていくということなのです。




【仏説(ぶっせつ)】

仏説とは、仏が説いた教えのこと。
「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」や「仏説阿弥陀経」等のように、お経のタイトルに書かれることが多い。



【仏像(ぶつぞう)

仏像とは、仏の教えの象徴です。もともとお経の教えのなかでは形が無く、解りにくいものでした。
そこに形のある仏像をつくることで、仏を感じることができるようになったのです。




【併修(へいしゅう)】

近い期日に二つの年忌法要が重なった時、その二つの法事を一緒に行うことを「併修(へいしゅう)」といいます。
併修する場合、法事は命日より遅れてはいけないので、命日の早い仏に合わせます。
できれば、七回忌までは併修を避け、その仏だけのために法要をしたいものです。



【法会(ほうえ)】

死者の冥福を祈る儀式。年回忌法要など。また死者を弔う儀式以外に、落慶や開眼などの慶事の法要もある。法事や法要も同じ意味。

故人の生前をしのび、生きている者が、仏の前で生きる覚悟を新たにし、先祖に感謝をする事であり、段々と仏の世界の中心に向かって行く故人を供養して、故人の成仏(ほとけになる)に手を貸す行事です。



【法事(ほうじ)】

死者の冥福を祈る儀式。年回忌法要など。また死者を弔う儀式以外に、落慶や開眼などの慶事の法要もある。法要や法会も同じ意味。
故人の生前をしのび、生きている者が、仏の前で生きる覚悟を新たにし、先祖に感謝をする事であり、段々と仏の世界の中心に向かって行く故人を供養して、故人の成仏(ほとけになる)に手を貸す行事です。



【法要(ほうよう)

死者の冥福を祈る儀式。年回忌法要など。また死者を弔う儀式以外に、落慶や開眼などの慶事の法要もある。法事や法会も同じ意味。
故人の生前をしのび、生きている者が、仏の前で生きる覚悟を新たにし、先祖に感謝をする事であり、段々と仏の世界の中心に向かって行く故人を供養して、故人の成仏(ほとけになる)に手を貸す行事です。



【盆(ぼん)】

盆を正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。お釈迦さまの弟子の目連が、あの世で餓えに苦しむ母を救うため、安居(あんご)のために帰って来た(7月15日「仏説盂蘭盆経」による)大勢の仏弟子にご馳走を施したのがはじまりです。一般的には、ご先祖様が帰って来るといわれ、お寺様をお家に呼んで読経していただきます。全国的には8月、関東地方では7月、地方によっては9月に行われるところもあるようです。


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ま行




【摩訶(まか)】

摩訶とは、「大きな」とか 「偉大な」という意味です。



【末期の水(まつごのみず)】

人が死亡した直後、死者の口に水を含ませることを、「末期の水」や「死に水」といいます。
これは、釈尊(お釈迦様)が臨終に際して、水を欲しがったという故事によるとされています。
最近では、死亡直後よりも、湯灌(ゆかん)の時や納棺(のうかん)の時にされることが多いようです。



【冥土・冥途(めいど)】

冥土とは、死者の霊魂が行くとされている世界のことです。
冥界(めいかい)、冥府(めいふ)、冥途(めいど)、黄泉(よみ)、あの世(あのよ)などとも呼ばれています。
そこには、三途の川、賽の河原などがあるといわれている死後の世界です。



【命日(めいにち)】

命日とは、故人が死んだ日のことです。
忌日(きじつ)とも忌日(きにち)ともいいます。
月ごとの命日を月命日(つきめいにち)、当り月の命日を祥月命日(しょうつきめいにち)といいます。


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や行




【湯灌(ゆかん)】

医師が臨終を確認してから、ご遺体の全身を綺麗に拭き清めることを湯灌といいます。
病院で亡くなった場合は、看護師さんらがほとんどやってくれますが、本来は近親者で行うのが本当です。


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ら行




【輪廻(りんね)】

輪廻とは、この世に生きるものは全て、「生まれては死に」、「死んでは生まれる」、ということを繰り返しているということ。



【輪廻転生(りんねてんせい・りんねてんしょう)】

輪廻転生とは、輪廻や転生と同じ意味で、この世に生きるものは全て、「生まれては死に」、「死んでは生まれる」、ということを繰り返しているということをいいます。
善い行いをすればさらに良い世界に、悪行をすれば下の世界に行ってしまいます。



【六道(ろくどう)】

六道とは、「天道(天上界)」、「人間道(人間界)」、「修羅道(阿修羅界)」、「畜生道(畜生界)」、「餓鬼道(餓鬼界)」、「地獄道(地獄界)」の六つの迷いの世界のことをいいます。



【六道輪廻(ろくどうりんね)】

六道輪廻とは、この世に生きる全てのものは、その死後に六道(天界・人間界・修羅界・畜生界・餓鬼界・地獄界)を輪廻や転生するものと考えたことからきています。



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わ行




【鰐口(わにぐち)】

お堂の軒に吊るしてある鐘。


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